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2010年5月

2010/05/28

3号機と5号機

 久し振りに機関車の保守に手をつけました。

 まあ、車輪磨きと注油が主なものですが。

 1号機の紹介以来、保有するB型凸電のことを書いてなかったように思うので、今回一挙に2輌、写真を掲載します。

R0011781  まずは3号機。

 有名すぎるほど有名な、銚子電気鉄道のデキ3と同型機(笑)という設定です。色も当社のイメージカラーの緑系統にしてしまいました。

 ワールド工芸がアントで16番製品に(再)参入して、次の加藤5t貨車移動機のあとに発売した製品と記憶しています。その後再生産の報に接していないのですが、ぜひともリニューアルしてふたたび発売してほしいアイテムのひとつです。

 キットを組んだだけですが、側のハンドレールノブと手すりは交換しました。また、2ポジションでしか止まらない簡易構造のビューゲルも、安直ですが手持ちのカワイ製を取りつけました。

 動力は一旦組んだら調整の余地が(ほとんど)ない、よくいえばメインテナンスフリー(?)な構造ですが、このカマにも前述のスーパーキャパシタを追加して、なめらかな走りを追求しました。ちょっとした無電区間を踏んでも急停止しないし、脱線しても、蓄えた電気を消費するまで(わずかな距離ですが)惰走します。邪道ですが、線路外にハンドクレーンで移動しても、ちょっと走行します。

 これは車輪の汚れが少なく、スパークによってこびりつくカーボン状の汚れの心配がまずありません。プラスティックのギアに時々グリスをつけるだけでよい、巧妙かつ優秀な動力だと思います。

 手近にあったインレタで「3」の車番を入れましたが、当初セロテープを上から貼り付けても剥がせなかったインレタは、最近かすれてきています。検査標記ともども、描き替えの時期かも知れません。

R0011784 こちらは5号機。日立製15t規格型(同系機は少ないようですが)で、日本油脂武豊工場専用線の(2代目)1号です。モデル8のキット組立です。色はご覧の通り。

 例によってスーパーキャパシタ搭載ですが、モーターの特性ゆえか、びゅーんと派手に惰走するような感触はありませんね。(加藤君など、停止位置に停めるのがたいへんです。過走注意!)

 組立で苦労したのは、凸電ではよくあることなのですが、ボンネットの半田付けでした。いまだに半田付けはへたな方だと思いますが、部品どうしの突き合わせと、平行と直角を出すのに5年前でもたいへんでした。ワールド工芸製品のように薄板で位置合わせが楽ではないので……メーカーが違うので、そんなこと言っても仕方ないですが。

 Zパンタは、微妙に歪んでいます(笑)。実物の構造がまったく分からず、組立手順もわるかったのか失敗して、結局メーカーから補修部品を買いました。

 当初とてもスムーズに走ってくれましたが、最近は車輪のスパーク汚れが目立ちます。こまめに動力を外して、クリーニングなどの保守をする必要があります。いろいろ原因を探ってはいるのですけど。

 モデル8製品はいくつか買いましたが、設計と加工精度の高さは一貫していると思います。一定以上の腕前のある人なら、上に書いたようなことは問題にもならないと思います。それと意外に語られることが少ないような気がするのですが、説明書の精確な図解と、説明文の詳しさにはいつも感心させられるポイントです。日立15tでは写真も取り入れているものの、手描きの構造図解にはなんともいえない味があるものですね。

R0011782_2  おまけ。

 加藤くんと一緒に塗装した木造無蓋車です。

 当社の傾向として、特に貨車のレタリングが未整備なので、早々にインレタなどを調達する必要があります。木造貨車の自作は2回目ですが、今度は床板まで素材の真鍮板から切り出しました。下回りはすべて市販のパーツですが、シュー式の軸受けにスポーク車輪、ブレーキテコを付けるだけで実感が増すものですね。 日本油脂の貨車の写真を参考に設計しましたが、出来てみると我ながら似てないです。全長を短くして、寸詰まりな感じを強調した程度ですね。

 積荷の研究もしなくちゃ、いけませんね!

2010/05/26

シトロエンDSブレーク、納車

R0011771_2  大雨の日が続き、工作のほうはさっぱりですので、恐縮ながらまた車ネタです。

 このたび納車になりました、シトロエンDSブレーク、ブレキナ製品です。

 この青いブレークには、20代の頃、昔々、なにを思ったかシトロエンを販売していた時代のオートザム店で、

遭遇したことがあります。

 複雑な油圧系統を体内にめぐらす、孤高のフランス車のフラッグシップを、言ってはなんですが国産車のディーラーで整備できたのでしょうか? お店の人もなぜか見当たらず、若造のくせになにかを聞こうとしたぼくはその場を立ち去りました。その後お店ごと消えてしまい、あの空色のブレークの行方も、知る由もありません。

R0011769_3 豪奢なリアスタイルですねぇ。

 こんな車で遠出ができたらいいなぁ……

 対向車はブッシュ製のDS19ですが、あちらは模型ながらハイドロニューマティックよろしく車高調整機構がついています。

 ブレキナ製には、ギミックらしいものは付いていませんが、ルーフアンテナやメッキのドアミラーなど、繊細すぎるまでの作り込みです。

 取扱注意ですな(笑)

R0011775_2  右もリアビューですが、左に並んでいるのは子孫のシトロエンCXブレークです。

 いずれも全長5mはあろうかという長躯で、本国では救急車のベースに使われていたようです。

 プラリーネのCX、なんと中学生の時に買いました。まだHOゲージも、16番鉄道模型も知らなかった頃です。

 いまこうして、曲がりなりにも1/80のレイアウトの上で記念撮影というのも、なにか縁があってのことでしょう。

 せっかくなので記しておくと、木製の架線柱は竹串と四角断面のつまようじで組んでSTカラーで染めてあります。

 写ってないのが残念ですが、この駐車場付近には、当鉄道の5キロポストが立っています。これもつまようじを削って、修正液(!)とマジックペンで塗装したものです。鉄路柵もつまようじの加工品ですが、拡大しないとよく見えないかなぁ……。駐車場は白ボール紙に、トールペイント用アクリル塗料のrain greyを筆塗りして、マスキングした上で修正液で白線を引きました。いずれも有機溶剤系ではないので、冬場などのレイアウト工作にお薦めできます。

 最近保線や緑化工事をサボっているのですが、もう少し進捗したら、ご紹介したいと思います。

 といいますか、実は第3次レイアウトの計画もあるのですが! 

2010/05/22

APS Collection 

R0011753_2

 カメラの話ではありません(笑)

この青いVW T2、例によって1/87の(日本車ではないですからね)モデルです。

以前書いたシボレーと同じ店で購入しました。

 とりたてて凝った構成でもないので、ブレキナなどのT2などとそんなに違わない(?)とは思うのですけど、

買って帰って、裏返してシャシーをみてちょっと驚きました。

R0011755_2 左の写真のとおり、

APS Collectionと陽刻されていますね。

 中学時代からHOのモデルカーを買っていたぼくにとっては、未知のメーカー名です。

 金型がよそのメーカーに渡ったり、社名が変わったり、生産国が変わったり……という理由で、この刻印の文字が変わった例はいくつか知っているのですが(IMU→S.E.S.→ユーロモデルと変わったフィアット500みたいに)、

これはわかりませんねー。

車軸の錆などからみて、古い製品なのでしょうけど。

それにしてもシャシーフレームのモールドはやや凝ってますね。

フラット4エンジンらしきものも表現されてるみたいな……よそのメーカーで、ほんとにエンジンが入ってるビートルなんかも、持ってますが、それについてはまたいずれ。

                                                                    

2010/05/17

ちょっと思い出話……

 ゴールデンウィークも終わり、車輛工場もひと息ついて……というと逆に思われるかも知れないけれども、実際のところひと様が休んでいる間に仕事をしているのは実際の公共交通の常であるから、と言い訳をして、最近の工作はさっぱりである。

 十数年前の同じ時期に、ひとりで学生していた岩手か360319940503_2 ら、朝一番の鈍行乗り継ぎをして訪れた十和田観光電鉄の七百駅の検修庫でも、車輛区のおじさんがひとりで庫内の仕事をしていたっけ。

 南部縦貫鉄道に乗ったあと、十和田観光の(地元では、とうてつと呼ばれていた)路線バスで七戸から十和田市駅に抜けて、ふいに途中下車した七百駅は、民家はあれどひと気が希薄なところで、駅前に来るはずの三沢駅行きバスも、見たのか見なかったのか記憶からすっぽり抜けているくらいである。

 で、予告もなしに訪れたぼくのためにか、おじさんはなぜかラジオのスイッチを入れてくれたようだ。そして屋根上に上がって(東急から来た、3603号)グラインダかなにかで作業をしている音と、やけに大きな音で響きわたるラジオの音声が、記憶に残っている。

 この写真で、3603が載っているレールは、向こう側の検修庫の外まで延びていて、駅前広場に接しているのがおもしろかった。

 当時はあの程度の規模で、車両交換などどうするのかと(なにしろ交換駅はここだけだから)想像もつかなかった。若造のぼくには。ずっとあとになって訪れた、銚子電鉄の仲ノ町も写真で見る以上に狭く感じられて、模型でもできなくはないなと思わされた。とはいえ、実感以上に有効長はあるのが常だから、だまされてはいけない(?)

 東急からきた後釜のステンレス電車たちには、まだ会いに行く機会がない。

 南部縦貫もなくなっちゃったしなあ。

 12月には、新青森まで新幹線だって?!

 ぼくも歳をとったものです(笑) 

 

 

2010/05/05

加藤君、ようやく完成

加藤君、ようやく完成
先日黄色に塗装した加藤8tがやっと出場した。


軸箱まわりに、ウェザリングカラーの「オイル」を筆塗りしてみた。

実物の写真では、黄色いままだったり、
黒く塗ってあるのか、油で汚れているのか不明だったけれど、
とりあえず、それっぽい色にした。


後部標識にはクリアーレッドを塗り、
窓ガラス板(最近出たエコーのポリカーボ製で、表面に保護フィルムが付いており扱いやすい)を貼った。


連休中暑かったので、
きょうは午前中洗濯とクローゼットの片づけをした。

食後の工作でやっと完成し、営業運転に就けるようになった。


充実した連休でした!

2010/05/03

バスが一台、できました

バスが一台、できました
バスが一台、できました
先日加藤の貨車移動機と同じ日に塗装を進めていた、1/80のペーパー製の路線バスがきょう完成しました。


いすゞMR112D。
いまはバス車体の製造から撤退した、新潟の北村製作所がボディを架装した小型バスです。

バス雑誌の写真や型式図から寸法を計算して、
ペーパーにケガキ→曲げ→窓抜き→箱にしてサーフェイサーで下地作り→塗装……という流れは、時々TMS誌に掲載される、小林さんのペーパーバス製作法に倣ったものです。

タイヤとホイールは、いさみやで発売しているホワイトメタル製。
客席のハイバックシートは、カツミのプラ製。
真っ二つにして、左側のみ一人掛けにしてあります。

シートピッチは国鉄特急型用のままですから、
快適そうです(笑)。
枕カバーをかけてみました。
座席定員が割を食いましたが、
乗ってみたくなります。

方向幕はどうしよう?

運賃箱はどうしよう?!

まだ営業運転には入れないなぁ……

2010/05/01

塗装日和

塗装日和
今年は今頃になって桜が散りはじめている。

窓を開けて作業していたら、桜の花びらが舞い込んできた。


そんな日に、午後から塗装工程に入ったのは、
ワールド工芸16番の加藤8tと、初のフルスクラッチとあいなった木造無蓋車です。

加藤は塗装待ちの状態で数年間、時々試運転に駆り出されるばかりだった。
2005年4月発売だから、
工場長のぼくもひどいものだ。
冬の間に設備投資したペインティングブースが、役に立っています。


缶スプレーの黄色で、
定石通りに塗りました。
も少しオレンジがかった色のスプレーが欲しかったかな。
でも、スイッチャーの定番らしい色ですね。

あまり感心しないことだけど、
寝起きから食事まで一部屋で過ごす関係上、
ホコリの付着には悩まされた。
生乾きのうちにピンセットでつまんで除去したが、困ったものです。


まだ窓セルを貼っていないのに、
早速貨車を牽かせてみた。
二軸車だが、スーパー・キャパシタという電子部品を積んでみたので、
ギャップでも急停止することなく、
まるでトルクが増したような感じがする。

B型機が多い当社では、なるべくこのデバイスを積むことにしている。

重宝しています。


貨車はというと、
模型用の薄い木の板からアオリを作ってある。
本当に木造です(笑)

床板は真鍮板を糸鋸で切り出した。
苦労しました。
床下の部品はエコーモデル製品で、
車輪はスポークにしてみました。


二両とも、これから楽しい仕上げの段階に入ります。


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