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2011/08/06

コッペルのやかん

きょうもいつもの模型屋さんへ行ってきました(七夕祭りはスルーしました、笑)。

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こんなものばかり買ってきました^^;

いずれも軽便蒸気の運転には欠かせない備品のようです。

TMS267号(1970年9月号)所載の「ある軽便専用線のすべて 東洋活性白土専用線(2)」のなかの「機関車の運転整備とその設備」の章で、筆者の橋本真氏が「(…)その雰囲気、その労働を知らずに、軽便蒸気を実感をこめて運転するというのは難しいと思う。モデルの運転に際しても、これらがレイアウトを見る者に感じられるといった運転を考えてゆきたいものである」と書いておられます。この稿には同氏のイラスト入りで、「機関車を走らせるために必要なもの」が列記されており、たいへん参考になります。絶版ですが、「ナローゲージモデリング」に全文収録されておりますけれど、再録以前のこの連載の方が図版も大きく、1/40の協三工業製蒸機の図面まで折り込みで入っています。

それにしても、竹ぼうきまであるとは思わなかった。「フィールドグラスを束ねて作ればいいですかね」と言ったら「ありますよ」。エコーモデルさまさまですな。

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そして、もうひとつ参考にしたのが、この91年のTMSです。高校時代、3冊目に買った模型の雑誌でした。(最初は91年5月号)

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ナローゲージを、いつもの模型屋さんで初めて知ってから、乗工社のプラケース入りキットをいくつか買いましたが、コッペルやバグナル、加藤DLなどは逃してしまいましたねえ……そんななか、印象的だったのがこの記事でした。フライシュマンのCタンクも、いさみやの雨宮キットも既に入手困難な時代でしたが、この作者の遊びごごろや工作のノウハウというか、アイディアにはいまでも敬服します。

なかでも記憶に焼きつけられていたのが、この吊るされたやかんですね。前述の橋本氏の記事を読んで思い出して、「ぜひうちのコッペルにも」と考えたのは自然な流れでした。

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で、帰宅後さっそく作業開始。やかんはロストワックス製ですので、底の湯口をカットして、歪めないように慎重につまんで、ヤスリで仕上げました。色はまさにこのままでいいんじゃない、かな?

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燐銅線でフックをつくって、キャブ内部に半田付けしようという寸法です。最初はやかんも外れないようにしてくっつけようかと思いましたが、いうまでもなく、塗装のさいに真っ黒になりますので、やはり着脱可能にしました。

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いったん上まわりを分解して、フックの半田付けをしたのですが、この細い燐銅線を、どうやって保持するかが難題でした。ピンセットはいうに及ばず、ヤットコやラジオペンチでもなぜか動いてしまう……それでもやっとこさフックは固定できたので、組立前に、機関士を乗務させようとしたのですが、それがまたたいへんでした。

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プライザーの「ヤード作業員」から二人連れてきて、それっぽい感じを出したかったのですが、ふたりとも長身で、おまけに腕を伸ばしていたりするものだから、うまく収まってくれません。靴底を削ったり、半田ゴテを少し熱して腕を下げたりと、苦心惨憺した揚句、一名は今回は担当から外しました。

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結局、18時半までかかって、こんな変わり映えのしない感じに……

でも、やかんは無事に吊るせましたので、所期の目標は一応達成しました。機関士は、あまり目立たない結果となりましたが、やかんを揺らしながら走るコッペルは、ユーモラスでたのしいです。

あとはいつ塗装ができるか! この夏は湿度が高くて、困っているのですけど……。

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